
ものづくりの道、新光電子で。
田村さんは光センサを用いた新製品の開発を行っています。前職でも集積回路の設計をしており、ものづくりが好きなんですね。
はい、昔からものづくりが好きで、工業系の学校に通っていました。ただ、前の職場では、製品の研究開発がメインで、実際に製品を造っていたわけではありませんでした。メーカーというよりも、研究所のようなイメージです。次第に目に見える形のものづくりがしたくなり、新光電子に入社しました。
現在は、CAD(キャド)という設計ソフトを使って、新製品の設計・開発を行っています。お客さまからの「こういう製品を造れませんか」という依頼を営業マンが持ってきて、開発の人間が仕様を決めていくという流れです。早ければ3〜6ヵ月、長いものだと1・2年掛けて開発を行います。

CADは転職してから使い始めたそうですね。
最初の頃は扱い方がわからずに苦労しました。最初の3ヵ月は、先輩が横に付きながら逐一教えてくれるので、徐々に覚えていきました。職場で使えない人が一人もいないので、自分にもできないことはないだろうと、シビアに考え込まないようにしていました。
実際、業務のなかで無理なく操作を覚えられたので、不安に思っている人は安心していいと思います。光センサについての仕組みも教えてもらえますし、非常に丁寧に教育してもらえたという印象です。

開発製品が
世の役に立つよろこび。
新光電子に入って、一番最初に造ったものは何ですか?
色を識別するセンサです。印刷物をプリントする際のインクのフィルムなどに使われるもので、完成したときは非常にうれしかったです。私たちの製品は単体で成立するものではなく、部品としての役割を果たすものなのですが、ATMや駅にある機器など、自分たちの開発したものが世の中の役に立っていることを実感できると、なんだか誇らしいような気持ちにさえなります。
ほかには、新光電子で働く魅力をどのようなところに感じていますか?
開発の条件にあまり制限がないところです。条件が固まっていると、アプローチの仕方が狭まってしまいますが、アプローチの幅があるとアイデアの出しがいがあり、働いていておもしろいですね。あとは、製品のラフを描くところから量産するところまで、一貫して携わることができるので、幅広い知見が身に付くのも新光電子ならではの魅力です。
新光電子は、型にはまった仕事を求められず、フレキシブルなアイデアが飛び交う場所です。今は自分がやりたいことをさせてもらえているので、今後、会社のためになる新しいものづくりをして、貢献していきたいです。これから入社してくる人たちとも、新しい製品を一緒に考えていけたらうれしいです。
PRIVATE休日の過ごし方
DIYにはまっており、最近は子どものおままごと用のキッチンと自分の本棚を作りました。やっぱり、何かを“つくる”のが好きなんだなと感じています。

TIME SCHEDULEタイムスケジュール
-
- 9:00
- メールチェック
-
- 9:30
- 実験データの整理と客先への提出資料作成
-
- 12:00
- 昼食
-
- 13:00
- 3DCADで新規センサの構造設計
-
- 15:00
- 電子部品商社と打ち合わせ
-
- 16:00
- 金型見積用図面の作成
-
- 19:00
- 帰宅