T.Y.

職場見学での社員の情熱に心を惹かれた。

Yさんと新光電子との出会いは、地元企業の合同説明会だったそうですね。

はい、大学では電気・電子系を専攻していたこともあり、新光電子を含む技術系のいくつかの会社から内定をもらっていました。ただ、夏休み中に「仕事を見学してみませんか？」と誘ってくださったのは新光電子だけ。その時、会社の雰囲気の良さを感じたことに加えて、活気があり、ものづくりに対する社員の情熱を感じて、入社を決意しました。なんというか、難題や壁にぶつかった時に、すぐに諦めないで「こういうやり方ならできるんじゃないか」という、創意工夫をする人たちが多いのです。この会社でなら、光センサを通じて、社会の役に立つ製品を作れるのではないかと感じました。

わからなかったことを理解した時のよろこび。

現在は、どのような業務をなさっているのでしょうか。

デバイスの開発です。センサの肝となる素子を性能・サイズから決めていきます。と言っても、わかりづらいですよね。たとえば、自動販売機でお金を入れたとします。自動販売機の中というのは、常にLEDで光を飛ばしていて、硬貨が通過する時にその光が遮られるんです。すると、お金が入ったことを認識する。そういうセンサの製品をつくっている、と思ってください。自分自身、入社したての頃はわからないことばかりでしたが、上司から教えてもらったり、自分で勉強することで、だんだんと理解できるようになりました。それがうれしくて、また勉強するんですよね。私ができるんですから、このページをみているみなさんも大丈夫！

家庭第一に考えてくれたことに感謝。

新光電子に入社してよかった、と感じた出来事を教えてください。

父が病気で倒れてしまった時に、周りのみんながすごく励ましてくれて。会社側も「手術なんでしょ。休んでいいから付き添ってあげて」と快く送り出してくれたことです。そんな会社に恩返ししたいなと思ったタイミングで、今年、係長になったので、仕事をこれまで以上に頑張っていきたいです。あとは、係長という立場になった以上、部下への心遣いを今まで以上に大切にしようと思っています。たとえ失敗しても、一緒にリカバリーしていくことで、再びチャレンジできる環境を整えていく。そんな環境の会社の一翼を担えれば幸いです。あとは、ヒット製品を生み出していければ何よりです！